2019-11-28

2019.11.09_COLO CUP vol.14「川崎フロンターレと防災・共助を学ぼう」開催レポート

==「COLO CUP vol.14 「川崎フロンターレと防災・共助を学ぼう」概要==
日時:2019年11月9日(土)
場所:フロンタウンさぎぬま
プログラム内容:
⑴ファースト・アクション(災害時の初期行動を学ぶ)
⑵サッカー教室(パス練習)
⑶パス・ストック(防災備蓄品を学ぶ)
⑷サッカー教室(シュート練習)
⑸トラップ・スリー(川崎市の防災ルールを学ぶ)
共催:川崎フロンターレ
後援:川崎市
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
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11月9日(土)澄んだ秋晴れの空の下、今回で14回目を迎えた
COLO CUP vol.14「川崎フロンターレと防災・共助を学ぼう」を開催しました。

これまでにも多くの名だたるゲストの方に参加していただいたCOLO CUPですが、
今回は、初のJクラブとの共催となりました。

一緒にCOLO CUPを開催したJクラブというのが、
2017年、明治安田生命J1リーグ初優勝を飾り、翌年2018年には2連覇を達成し、
先日のルヴァンカップでも初タイトルを手にした川崎フロンターレ。

川崎市にも後援をいただくことができ、
COLO CUPとしても、Jクラブ・行政との初の取り組みとなった記念すべき大会でした。

今年も多くの災害のニュースを見ることが多かったと思います。
川崎市にも多大な被害をもたらした台風19号。改めて、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

これまでのCOLO CUPは、川崎フロンターレも支援をしている陸前高田を始め、Jヴィレッジなどへの
復興支援を目的としたチャリティイベントでしたが、COLO CUP vol.14では、川崎市の早期復興を願い、
川崎市への寄付とさせていただきました。

また、川崎市の取り組みでもある様々な人と関わりを持ち、
共生していく社会の実現を目指し、障がいをお持ちの方にもゲストとして参加していただきました。

首都直下地震の発生が予測される中、いつか災害が来る。と思っていても、
なかなか防災に取り組めていない現状があります。

もちろん、被災する人の中には、障がい者も含まれます。

災害が発生した時に、自身の命はもちろんですが、多くの方に手を差し伸べることができるよう、
サッカーを通して、防災・共助の大切さを知ってもらえればと思います。

前談が長くなりましたが、早速、COLO CUP vol.14のレポートのスタートです。

今回参加していただいた、参加者の皆様は、障がい者・川崎市在住の方も含めて、50名を越える方に参加していただきました。
参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

まず始めに、開会式を行い、social football COLOのディレクターを務める津村より、
COLO CUP vol.14の趣旨説明を行い、川崎フロンターレのスクールコーチのご紹介をしました。

〜川崎フロンターレスクールコーチの皆さま〜

・長沼 洋明コーチ
・平出 遥香コーチ
・小峰 颯コーチ
・髙 善一コーチ
・北條 雄士コーチ
※写真右から

ふろん太にも、一緒に会場を盛り上げていただきました。

川崎フロンターレを代表して、長沼洋明コーチに、
「防災は自分自身はもちろんですが、地域にとっても大切で、サッカーを通して少しでも防災のことを持ち帰って欲しい。」
という、お言葉をいただきました。

そして、COLO CUP vol.14開催と同時刻には、
川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの試合も行われており、
試合経過も気になる中、COLO CUP vol.14が始まりました。

■ファースト・アクション

まず始めに、ウォーミングアップをしながら、災害が発生した際の初期行動を学ぶ、
「ファースト・アクション」を行いました。

コートをジョギングしながら、本当に災害が発生したと想定して、災害に対応する初期行動をすぐさま行うゲームです。

最初にディフェンス・アクションを行うチームで自己紹介を行い、
チーム内でコミュニケーションを図ります。

スタッフが中心となり、チームの団結力を高めます。
自己紹介が終わった後は、ハイタッチ!チームの雰囲気も和やかになってきました。

チームごと自己紹介が終わり、いよいよゲームに入ります。

体をほぐしながら、コート内をジョギングします。
【地震】が発生。頭と目を守って、その場にしゃがみます。
【津波】が発生したら、高台(コートの反対側を想定)に全力で逃げます。
【火災】が発生したら、煙を吸わないように、口と鼻を塞いでコートの外に逃げます。

災害が発生した際は、まず自身の命を守ることが大切です。
瞬時に何をしなければならないのか、頭と体で初期行動を学びました。

次は、川崎フロンターレによるサッカー教室を行い、正確なパスを身に付けます。

最初は手を使ったパス練習。股の間を通して、正確にパスを送ります。
慣れてきたところで、インサイドでのパス。子どもたちも真剣に楽しく練習しています。
川崎フロンターレの人たちのデモンストレーションでは、「おおっ!」という声が上がりました。
流石のテクニックとスピードですね。

プロのコーチたちに本格的なレクチャーをしていただき、
参加者の皆さんも、真剣に楽しく取り組んでいました。

次に、2つ目のディフェンス・アクションで、
備蓄品の学びを得ることができる「パス・ストック」を行いました。

先ほど学んだパスを実践しながら、パスを出す際に必ず備蓄品を答え、
チームごとパスの本数を競います。

懐中電灯!歯ブラシ!といった備蓄品を答えながら、パスを出していきます。
子どもたちもチームで協力しながら、一生懸命パスを出していました。
1回目が終了し、リストを見ながらより多くの備蓄品を覚えます。
これも備蓄品なんだ。と新しい気づきも生まれていました。
そして2回目。1回目よりもスムーズにパスが回っています。
真剣になりながら笑顔がたくさん溢れていました。

最も多かったチームは45個の備蓄品を答えることができ、
1回目よりも答えた備蓄品の数は20個以上増えました。

災害が発生すると、生活用品や食糧などの確保が困難になるため、
日頃からの備えがとても大切になります。

備蓄品の必要日数は、7日分とされています。
かなりの量とはなりますが、被災生活を少しでも楽にできるよう、
ご自宅の備えを今一度見直してみてください。

次に、川崎フロンターレコーチの皆さんによるゲストトレーニング。
シュート練習を行いました。

正確で威力のあるシュートのお手本に、皆さんも釘付けになっています。
一人ずつ丁寧に、ゴール目掛けてシュートを打っていきます。
キーパーの取れない場所に、正確にシュートを打ちます。

シュート練習をしている時に、
2-0で川崎フロンターレが勝っているという情報が入ると、
より一層会場が盛り上がり、シュート練習にも熱が入ります。

「正確にゴールの枠に入れること。」

「ゴールにパスをするイメージでボールを蹴ってみよう。」

川崎フロンターレのコーチの方からも、熱心なアドバイスが飛び交い、
シュートが決まるとハイタッチをするなど、
とても良い雰囲気でシュート練習を行うことができました。

そして、シュート練習も終わり、
最後のディフェンス・アクションである「トラップ・スリー」を行いました。

ボールを正確に止める技術とパス、そして川崎市の防災マニュアルを元に地域の防災ルールを覚えます。

川崎市の防災クイズに対して、防災マニュアルを見ながら答えをチームで探します。
答えを探したら、スタッフのところまでチームでボールを運びます。
スタッフが投げたボールを正確にトラップします。
答えを受け取り、仲良くボールをチームの元へ運びます。
最後に、クイズの答え合わせ。全てのチームが全問正解することができました!

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今回出題した問題を1問ご紹介しますので、皆さんも考えてみてください。

問題:非常に激しい雨が降り注ぎ、1時間に50〜80mmの気象予想が
出ています。災害発生のリスクとしてはどのようなことが生じるでしょうか。

選択肢A:側溝や下水があふれ、小規模な崖崩れが始まる
選択肢B:地下室や地下街に雨水が流れ込む
選択肢C:下水管から雨水があふれる

正解は、「選択肢B: 地下室や地下街に雨水が流れ込む」です。
————————————

台風19号では、水害の被害が顕著に見られました。
神奈川県箱根町では、1日の降水量が922.5mmに達し、10月の平均降水量の3倍ものの雨が1日に降ったと言われています。
(1時間あたり最大で100mmを超える時間帯もありました。)

また、マンションの地下室が浸水したことにより、配電盤が故障し、長時間の断水や停電が発生したり、
車で避難している際に、水位が上がり車のドアが開かなくなり、
閉じ込められて亡くなってしまう人もいました。

災害の発生の危険が迫っている時は、行政の発信する情報を正確に集め、素早く避難することが必要です。
ハザードマップや地域の防災マニュアルを確認し、
どこに避難するべきなのか、事前に把握しておくことも大切です。

以上で全てのプログラムが終了しました。

参加者の方からは、

「最近、台風や地震のニュースを見ることが多いので、防災の知識を学ぶことができて良かった。」

「川崎フロンターレと防災の取り組みはとても良いと思う。」

「サッカーをしながら、防災を学ベて子どもたちも楽しそうだった。」

というお言葉をいただきました。

防災は、継続的に行っていくことが大切です。
今回のCOLO CUPを通して、ご家庭での備蓄品の確認や、
災害時の家族間でのルール決めなど、日頃から出来ることはいくつもあります。

いつ来るかわからない災害だからこそ、
自身はもちろんですが、大切な人、地域の人を救えるよう
みんなで一緒に防災に取り組んでいきましょう。

参加してくださった皆さま
ご協力してくださった関係者の皆さま

本当にありがとうございました。

social football COLOは、今後もサッカーの魅力を生かし、
防災に興味・関心をもってもらえるよう、様々な活動にチャレンジして参ります。

[参画企業(50音順)]
・株式会社アズパートナーズ 様
・株式会社TRコンサルティング 様

キーワード
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“social football COLO”はサッカー、フットサルといったフットボールを通じた社会貢献を行うために結成されました。 世界で最も競技人口が多く、最も愛されているスポーツのひとつであるフットボール。その魅力を活かし、復興支援とこれからの防災減災に取り組むことにしました。想いを込めて応援する、そして、その先の感動をともに。

http://colojapan.asia

“social football COLO”はサッカー、フットサルといったフットボールを通じた社会貢献を行うために結成されました。 世界で最も競技人口が多く、最も愛されているスポーツのひとつであるフットボール。その魅力を活かし、復興支援とこれからの防災減災に取り組むことにしました。想いを込めて応援する、そして、その先の感動をともに。

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