2022-09-17
2022-09-17
9月1日は、「防災の日」かつ、「防災月間」のスタートでもあります。
テレビ番組やニュースで、防災のことを目にすることも増えているのではないでしょうか。
social football COLOでは、ディフェンス・アクションアンバサダーの石川直宏さんと、防災の日に合わせて、「防災アクションを起こそう!」と話し合い、実際に備蓄食だけでランチをする「備蓄食ランチ会」を実施しました。
備蓄食というと、乾パンやカップラーメンなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、しかし現在は、種類も数多くあり、被災生活時でもいろんな料理を楽しむことができます。
備蓄食は美味しいのか、どうやって調理をするのかを知るために、備蓄食で「一汁三菜」ランチをつくってみました。そうすると、いろいろな発見がありました。
〜石川直宏さんが選んだ備蓄食ランチのご紹介〜
〜social football COLOが選んだ備蓄食ランチのご紹介〜
被災生活の際は、断水して水が使えない可能性があり、水は貴重なものになります。そんな貴重な水を節約するために、サランラップをお皿に巻くことで、食器を汚さず、何度も食器を使用することができます。
しかし、平らな食器だけでは、スープや副菜の盛り付けることが難しく、深みのある食器が必要だと発見もありました。
カセットコンロを使い、お湯を沸かして備蓄食を温めましたが、鍋が想定より小さく、4人分の食事を温めるのもかなり時間がかかり、準備ができるまで30分ほど要しました。
また、アルファ化米は、お湯を入れてから15分待つ必要がありますし、水を入れた場合は60分かかります。調理は必要ありませんが、食事をするにもかなりの時間がかかるということがわかりました。
以下の写真が実際のランチメニューの写真です。
備蓄食のメニューを考える上で、いろんなお店を見て回りましたが、気づいたことに備蓄食は、主菜やスープ、ご飯類が多く、「副菜」「野菜」の備蓄食が多くはないということです。
避難生活時は、栄養バランスが偏ってしまう可能性があるので、ドライフルーツやサプリメントを用意して、適切に栄養バランスを摂れるようにしておく必要があります。。
また、1つのパッケージに入っている量が多く、人によっては1人前としては多いかもしれない、というのも発見でした。。
今回は、備蓄食を実際に食べてみることで、多くの気づきと学びを得ることができました。
備蓄食を用意することも大切ですが、被災生活を想定して、実際に食事として食べてみる経験をしてみてはいかがでしょうか。
被災生活の中でも「食事」が温かい、楽しい・美味しいということが、被災生活を乗り切る上でもとても大切なだと実感しました。
ご自宅にある備蓄食を今一度確認し、災害時を想定しながら食べてみると、皆さんそれぞれに新しい気づきがあるかもしれませんね。
HITOTOWAの声