NEXT POST

<Corporate Report>:ネイバーフッドデザイン事業における防災減災の取り組み

2019-03-07

戸建て住宅が新しく立ち並ぶ「デュオアベニューつくば吾妻」。
80区画が建ち並ぶエリアで新しいコミュニティが生まれ始めています。

近くにお住まいだった方、新しくつくばに住み始めた方、様々な世代が集まり、
一つの戸建て空間を管理し、整備していくには話し合いの場が必要となります。

そこでHITOTOWAは、自治会の立ち上げ支援・設立後の伴走支援を行い、役員会に参加し、自主防災組織の立ち上げを試みました。

まず、自治会の立ち上げを記念し、総会後に、交流会を開催しました。
そして日常の生活が始まります。

役員の皆様は、居住が始まり、どんな方が住んでいるのか、
交流会で会えなかった方々も含めご近所さんの顔が見えてきます。
そこから挨拶を交わし、いつも同じ時間帯に顔を合わすことで、
「お子さんの保育園はどちらですか?職場は?」と徐々に会話が生まれていきます。
ここまでが、自然と生まれるコミュニティ。

生活をしていると…
「植栽が伸びてきたな。」
「ここを歩くと少し死角になり子どもが歩く際は心配だな…」
少しずつ改善すべき点が見えてきます。

役員会ではその一つひとつの課題を解決しながら進めていきました。
課題解決を考えるコミュニティが生まれ始めます。

次に、行政や周辺町会からお知らせが届きます。
「●●にお祭りを開催するので一緒に参加してください。寄付もお願いします。」
「防災の備えはできていますか。補助金のお知らせです。」
と様々な種類の情報が入ってきます。

そこで、役員の皆様は、一つひとつ、今の時期に必要なことを選択し、決断をされ、
居住している皆様のために話し合いを進めます。

その中のお知らせの一つ。防災に関すること。
元々「防災減災をコミュニティで考えていくこと」を重視しながらお話をしていたHITOTOWAの考え方もあり、
役員の皆様は、自主防災組織の重要性を感じ、立ち上げ準備をされました。
ここで周辺地域をも意識した共助を考えるコミュニティへの深化です。

「まずは備蓄品を備える倉庫の場所を考えよう。」
「組織を立ち上げるタイミングはいつがいいのか。」
「水が必要になるから井戸を掘ることを考えてもいいですね。」
などなど生活に即して何が必要で、今、何をすべきか…
という話し合いが行われ、自主防災組織立ち上げ申請をつくば市に行いました。

ここがとても重要です。
地域の中で組織を立ち上げる時、
「無理をしない。」
「住民が現状を把握し、一番相応しい形を自ら決める。」
ということ。

誰かに言われたから組織を立ち上げたということであれば、長続きはしません。
「住まう」場所は、毎日触れる空間。
そこで「無理」が発生してしまうと、本来形成すべき「共助」の形が
義務感に包まれてしまいます。

今、できること、できる形はどんな形式かを住民の方同士で話し合う。
そんな場が他の地域でもどんどん生まれることを願っています。
そして何か少しでも疑問点や改善点に対する解決策をお伝えできるよう、HITOTOWAは伴走を続けたいと想います。

茨城県では、「防災士」の資格を取ることができる講座も開催されていて、
役員の皆様は、「来年度挑戦する!」というお話をされています。
これからどんな組織が形成され、活動が行われていくのか。
「共助の和」が広がることを願っております。

キーワード

HITOTOWA

人と和のために仕事をし、企業や市民とともに、都市の社会環境問題を解決します。 街の活性化も、地域の共助も、心地よく学び合える人と人のつながりから。つくりたいのは、会いたい人がいて、寄りたい場所がある街。そのための企画と仕組みづくり、伴走支援をしています。

http://hitotowa.jp/

HITOTOWA