2021-12-23

みんなで繋ぐ!〜ナゴヤソナエルアートキャンペーン〜開催レポート

名古屋市消防団連合会と名古屋グランパスと連携した地域の防災支援事業は、今年で3年目を迎えました。2019年には、サッカー防災®︎ディフェンス・アクションを実施し、昨年はコロナ禍ということもあり、初のオンラインでの取り組みを実施し、今年も新たなチャレンジを行いました。

未だなお、新型コロナウイルスの感染被害が懸念され、人々が集まったりすることは難しいですが、そんな中でも災害は発生します。

名古屋市は、南海トラフ沖地震の被害が想定される地域です。

災害が起きる前に、ご自身の大切なものを守るためには何が必要なのか、SNSで、楽しくみなさんと防災について学ぶことができるキャンペーンを実施しました。

■みんなで繋ぐ!〜ナゴヤソナエルアートキャンペーン〜
==開催概要==
日時:2021年10月28日(木)~11月14日(日)
場所:SNS(ツイッター・google form)
内容:12のお題の中からご自宅やご自宅付近にある防災に関する写真を撮影し、Twitterや応募フォームにその写真を投稿し、集まった写真でモザイクアートの完成を目指す。
主催:名古屋市消防団連合会
企画・運営:social football COLO(HITOTOWA INC.)
協力:名古屋グランパス
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※キャンペーンの詳細は、こちらからご覧いただけます。

期間中は、たくさんの方にキャンペーンにご参加いただきまして誠にありがとうございました。

ご自宅で日頃から備えていた非常食の写真や、このキャンペーンを機に家庭用火災報知器がしっかり作動するのか点検をしている様子・ご自宅のまわりを散歩している中で、ふと避難所を見つけて写真をお投稿してくださった方など、中には、12個のお題を全て写真に撮り、投稿していただいた方もいらっしゃいました。

本当に多くの写真が集まり、モザイクアートを完成させることができました。

完成したモザイクアートは、名古屋グランパスのJ1リーグ最終戦にて、豊田スタジアムで展示し、ご来場の方々にご覧いただきました。

そして、キャンペーン期間終了後、特に印象的な画像を投稿してくれた方を選び、感謝状贈呈式を実施。

名古屋グランパスのマスコットキャラクターでもあるグランパスくんも参加し、梯子車試乗体験も行いました。

感謝状贈呈式にご参加された方に感想を聞くと、

「キャンペーンを通して、自宅の防災用品について改めて確認することができ、足りないと思ったものを揃えることができました。他の方が投稿されている内容を見て学ぶことも多く、とても勉強になりました。」

「防災は難しいイメージがあって、なかなか手を出しづらい部分があったんですが、グランパスの企画だったら参加してみたいと思いましたし、グランパスが防災のイメージを柔らかくしてくれた気がして、やってみようと思うことができました。」

といった嬉しいお言葉をいただきました。

ご感想にもあるように、防災は大切だと思う一方で取り組みづらいという声が多くあります。命に関わることだから、自分が防災について話すことが出来なかったり、間違ったことを言っていないか不安になったりするものです。

ですが、防災とスポーツと掛け合わせることで、防災に触れる機会を増やしたり、防災に楽しさやワクワクな要素があることで、誰もが防災に取り組むことができる可能性があるのではないかと思います。

災害はいつ発生するかわかりません。

自宅での備蓄品が足りているのか、地震や津波が発生したときはどこに避難したら良いのかなど、災害が起こった後に考える・行動するのではなく、大切なものを失わないためにも日頃からの備えに取り組んでもらえたらと思います。

キャンペーンにご参加いただいたみなさま、企画に携わっていただいた名古屋市消防団連合会のみなさま・名古屋グランパスのみなさま、本当にありがとうございました。

キーワード
social football COLO

social football COLO

“social football COLO”はサッカー、フットサルといったフットボールを通じた社会貢献を行うために結成されました。 世界で最も競技人口が多く、最も愛されているスポーツのひとつであるフットボール。その魅力を活かし、復興支援とこれからの防災減災に取り組むことにしました。想いを込めて応援する、そして、その先の感動をともに。

http://colojapan.asia

“social football COLO”はサッカー、フットサルといったフットボールを通じた社会貢献を行うために結成されました。 世界で最も競技人口が多く、最も愛されているスポーツのひとつであるフットボール。その魅力を活かし、復興支援とこれからの防災減災に取り組むことにしました。想いを込めて応援する、そして、その先の感動をともに。

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